記事:鹿島ユース4強逃す  No.34
鹿島ユース4強逃す 名古屋に0―1
2006年09月25日

 高円宮杯第17回全日本ユース選手権(日本サッカー協会主催、朝日新聞社共催)は24日、千葉県柏市の県立柏の葉公園総合競技場などで準々決勝があり、鹿島アントラーズユースは名古屋グランパスエイトU18に0―1で敗れ、4強進出はならなかった。


 前半17分、名古屋の攻撃陣に左サイドを崩され、中央からゴールを許した。守りに徹した決勝トーナメント1回戦の青森山田戦から一転、得点を取りに攻撃重視の布陣を敷いたが「裏目に出てしまった」と河崎淳一監督。後半はDFラインを下げて中央の守備を固めてきた名古屋に対して、3トップ気味にシステムを変えて、相手を上回るシュート4本を放ったが、1点が遠かった。


 DF畑中主将は「小さなミスや気の緩みが失点、負けとつながってしまうことを学んだ。この課題を克服して12月のJリーグユース選手権に臨みたい」と話した。



◇攻撃の起点 再起を誓う MF小谷野


 後半に入って、MF小谷野はどうやって相手のゴール前に入ればいいか、わからなくなった。


 後半、先制の1点を守ろうとして堅実な守備に徹する名古屋を前に、ボールは支配できても、どうしてもペナルティーエリア内に入れない。「ゴールに絡むプレー」が自分の役割だが、ドリブルで相手守備をかわせず、相手のDFラインの裏に走り込んだり、サイド攻撃を有効に使ったりすることもできなかった。


 河崎監督も「攻撃の起点」として期待していた。1対1の強さを買い、決勝進出のかかった予選リーグのヴィッセル神戸戦、決勝トーナメント初戦の青森山田戦でも、小谷野を攻撃に専念させるため、後半からFWの位置にあげた。


 だが小谷野は「まだチームに貢献できていない」と感じていた。この試合も「焦ったというよりも、アイデアが欲しかった」と声を落とした。


 小学生から鹿島の下部組織に所属している小谷野。最後の大会となるJリーグユース選手権に向けて「もう一度、一から作り直して来る」と言葉を切った。(中村真理)

写真:後半、ボールを競りあう鹿島・添田=千葉県柏市で

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000609250003
2006/09/25



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