【金古聖司選手の歴史1】last up date01.3.2

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○誕生〜中学生○

1980年
(昭55年)
・5月21日。福岡県三潴郡城島町に産まれる。4500g
 体が大きくおとなしい性格と近所で評判
1986年
(小1)
・江上小1年の時にサッカーを始める。この時はMF。
 暇さえあれば家の裏の田んぼで兄とボールを蹴っていたそうです。
  「学校から帰ったらすぐに走ってどこか行っちゃうような子供だったから。
  時期的には早いくらいだったけど、親が共働きだったことや、
  お兄ちゃんがサッカーしてたこともありましたけど、
  とにかく僕に何か打ち込むものを見つけさせたかったみたいです」
1988年
(小3)
・3年生ながら江上小でレギュラーに抜擢される。
1992年
(小6)
・九州選抜に選ばれる。
1993年
(中1)
・城島中学校に入学。ここではGKを除く全てのポジションを経験。
1995年
(中3)
・県新人戦準優勝。福岡選抜に選ばれ九州大会に優勝。
 九州選抜に選ばれる。
・中学で陸上部の一員として借り出される。
 三種競技(砲丸投げ・400m走・走り幅跳び)に出場して県大会へ。
 瞬発力・跳躍力・持久力・バランスがが全て要求される競技です。
 「たいしたことないです。県大会予選落ちですよ」

○高校時代○

1996年(高1)

4月 ・東福岡高校に入学
 柳川高校や国見高校にも誘われていたが、本人は家から15分の三潴高校にひかれていた。
 しかし小学校から知合いだった宮原選手に富永選手(現グランパス)や山崎選手(現サンガ)らと            
 共に誘われ片道2時間近い通学を決意。朝5時半に家を出る3年間がスタート。

・DFにコンバートされる
 志波先生に「センターバックでしか使わない」とヒガシへ入学してすぐに宣言される。
 中学まではFWでもMFでもプレーしていたので本人は首をひねったようです。
 しかしそれが功を奏して夏前にはレギュラーポジションをつかむ。 
 志波先生によると中学で見た時こりゃ使えると思ったのは金古選手だったとか。
 体力的な面もそうだけれど、技術がしっかりしていたからだそうです。
8月 ・全日本ユース大会準優勝。
9月 ・U−16チェンマイで行われる。アジア予選メンバーに選出される。
 メンバー日程は各々リンク先を参照のこと。
 レギュラーではなかったため、出場は韓国戦のラスト10分のみ。
 「その時のイメージって強烈でしたよ。ヘッドも全部負けてたし」

1997年(高2)

2月 ・新チームとなり新人戦福岡県大会・九州大会優勝。
 前代未聞の公式戦無敗記録はここから始まる。
5月 ・全日本ユース福岡予選優勝。九州大会へと駒を進める。
6月
上旬〜中旬
・高校総体(インハイ)福岡予選優勝。全国大会へ駒を進める
 決勝:VS東海大五2ー1
6/21〜23 ・全日本ユース九州大会優勝。全日本ユースへの出場件を得る。
 決勝:VS国見1ー0(延長)
8/2〜8 ・全国高校総体(インハイ)優勝。
 決勝:VS帝京4ー3
 大会優秀選手に選出される。
8/30〜9/7 ・高円宮杯全日本ユース選手権優勝
 決勝:VS清水市立商業3ー2
10/26〜30 ・国民体育大会少年の部に福岡代表として出場。ベスト8
 3回戦:VS千葉0ー4(ただしこの試合には金古選手は出場しておらず、1・2回戦にのみ出場)
11月 ・全国高校選手権大会福岡県予選優勝。全国大会へ進出。
 決勝:VS東海大五7ー1
12/31〜
 (1998年)1/8
・全国高校サッカー選手権大会。決勝VS帝京に2ー1で勝利して優勝。3冠を達成。
 5得点を上げて選手権史上初のDFの得点王となる。高校選抜にも選出される。
 「得点できたことは嬉しいんですが、自分はDF。だから点を取られてしまったことの方が悔しい」
 (準決勝丸岡戦で先制されるも同点ゴールを決めたことを聞かれて)
 「国立はやはり雰囲気が違います。意識していないつもりでしたが、
  どこかいつもの動きができていないような感じでした」(初めての国立での試合を終えて)
 「明日は帝京の2トップを止めてみせます」(決勝への意気込み)
 「大会が終わったら何か得点王なっちゃってました(笑)嬉しいですね。
  今日も遠目から積極的に打っていきました」(優勝した後の一言)

1998年(高3)

1/12 ・新人戦の4試合目、対筑陽学園戦1ー2。
 去年から続く公式戦52連勝(2つの引き分け挟む)でストップ。
1/17・18 ・高校選抜に選ばれ、ニューイヤーユースに出場。
 1回戦VS韓国ユース代表2ー2(PK4ー2) 金古選手はCBとしてフル出場。決勝は出場無し。
・今年度のキャプテンに選ばれる
 「監督に進んで怒られること。後は・・・後輩に進んでジュースおごったりとか」
 (キャプテンになって努力してることは?の問いに対して)
 「小野さんと稲本さんを見てるとチームを引っ張るっていうのはこういうことなんだって解った。
  前の選手にも後ろにも練習中でも試合中でも『誰かがやってくれるなんて思うなよ!』って叫んでた。
  だから今年の僕はヒガシでもすごく声出してカツ入れてるんですよ。ホントですよ!」
 (アジアユース後にヒガシのキャプテンとしての心構えを聞かれて)
2/23〜28 ・U−19日本代表候補選出。宮崎・鹿児島でのキャンプに参加。
 初選出でしたが、本山・手島・古賀誠史と先輩がいたし、皆仲が良いのですぐとけこめたそう。
 ただ新入りらしく、荷物を運ぶ時には率先して働きまくっていたとか(笑)
 DFながら選手権得点王ということで金古選手がボールを持つと
 「そこで得意のロングシュート!」とお約束の突っ込みが飛んでいたそうです(笑)
5月 ・全日本ユース九州大会予選敗退。
 金古選手はユース合宿の為途中までしか出場できず。しかも怪我をしてしまいました。

・インターハイ福岡県予選突破
 これも金古選手は合宿の為殆ど出場できず。
5/17〜20 ・U−19日本代表候補選出。戸塚・獅子ヶ谷でのキャンプに参加。
 前日の九州大会での負傷が心配されましたが、合宿中に回復。
6/12〜18 ・アジアユース1次予選メンバーに選出される。Jヴィレッジで最終調整合宿。
6/21〜25 アジアユース1次予選(at大宮)
 ・対ブルネイ戦 フル出場 1得点
 ・対ベトナム戦 スタメン→62分池端
 ・対香港戦 出場無し
8/3 ・インターハイ2回戦(シードの為初戦)対初芝橋本戦0ー1で敗戦 
 ここで右足首の靭帯を部分断烈させてしまう。「3年間で1番大きな怪我」に苦しむ。
 この怪我により8月中旬に行われたSBSの出場を辞退。
 「怪我で候補外れた時とか正直言ってきつかった。一度選ばれると次も選ばれたいって思っちゃうんですね」
10/5〜7 ・アジアユース最終予選メンバーに選出される。鹿島で調整合宿に参加。
10/20〜31 アジアユース最終予選(atチェンマイ)
 ・対中国戦 36分加地に替わって出場。
 ・対イラク、カタール、韓国、サウジアラビア、韓国 全てフル出場。
  結果2位でWユース出場権を獲得する。

・アジアユース初戦中国戦を振り返って。
 怪我の後体重が落ちなくて練習中から思うようにいかなくてイライラしていた。
 結局中国戦では本来SBの市川選手がCBとして先発で出場。
 「あれ?そこはオレのポジションでしょう?お腹の底から悔しかった。マジで」 

・Wユースに向けて
 「1度優勝しちゃうと、また優勝してあの喜びをって思うんですよ。ちょっとあの嬉しさって説明できない。
  だから僕はWユースだって出るからには優勝したい。図々しいですか?」 
11月 ・選手権福岡予選決勝 対小倉戦4ー0で勝利。2年連続の選手権出場を決める。
11/23 ・日本代表U−21代表VSアルゼンチンU−21 at国立
 金古選手はサブで出場無し。
12/1〜12 ・アジア大会のメンバーに選出される。(この大会は日本はU−21代表で出場)
 金古選手はサブで出場無し。
(1999年)
1/2〜8
・全国高校選手権大会。決勝戦対帝京4ー1で勝利。2連覇を達成する。
 1/3の3回戦で左ふくらはぎが肉離れ。大会出場は1試合限定と言われる大怪我だったが、
 魔法の針治療(?!)により復活し、決勝まで戦い抜く。
 「3冠王者というプレッシャー。チームで乗り越えるのは大変だった」
 「自分のプレーには満足していない」(優勝するも自分の中途半端なクリアで先制されたことを受けて)
 「結果的にそうなっただけ」(自分のインターセプトにより同点ゴールを演出したことについて)
 「まずはJリーグ(鹿島)で試合に出られるようになってから考えたい」
1/15・17 ニューイヤーユースに高校選抜として出場
 ・1回戦VS韓国ユース代表 3ー1で勝利。先制点をもたらす。
 「韓国にはアジアユースで連敗したので勝ちたかった。決められて良かった」
 「フィジカル面で強い相手だったが、金古のおかげで慌てずにすんだ。彼の存在感は突出しているね」
 (日本高校選抜の上間監督のコメント)
 ・決勝は出場無し
1/25 ・鹿島の寮に入寮
 「1年の時には赤いユニフォームは着れなくても、何とか遠征メンバーに入って
  あの赤いバスに乗りたいなって思ってた僕が優勝できる。東福岡ってそんな学校です」
 (鹿島に旅立つ日。3年間を振り返っての一言)  

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